杉玉の作り方
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杉玉の作り方、ご存じですか?

杉玉は「新酒ができました」とお知らせするために、造り酒屋の軒先に飾るものです。
鳴門鯛の蔵では、まもなくできあがる新酒たちが出番を待ち受けているところです。
新しい杉玉を作るため、鳴門市から車で約1時間の神山町に、杉枝をもらいに来ました!
杉玉神山町の金泉製材さんがフォークリフトに登って杉の枝を切ってくれました。
杉玉そのままでは車に積めませんので、ナタで小さくしてもらいました。青空に杉の緑色が鮮やかです。
杉玉どんどん車に積み込みます。これだけあれば、2つくらい完成しそうな勢いです。車の中は杉のいい香りでいっぱいになりました。

午後からさっそく、新鮮なうちに、杉玉作りがスタートしました。
杉玉ここからは直売所店長 若林の腕の見せ所です!球形の針金に杉を刺していきます。

杉玉ひたすら刺し続けますと、ふさふさな杉のかたまりに。

杉玉これを綺麗にハサミでカットして、杉玉の完成です。できあがった頃にはすっかり暗くなっていました。

杉玉できあがった「杉玉」は長屋門に吊しました。
「杉玉」は「酒林(さかばやし)」ともよばれるそうで、なかなか粋な名前ですね。

今なら、あざやかな緑色をご堪能いただけます。鳴門鯛の蔵へ遊びにお越しください。