樽巻き
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鏡開きの酒樽の仕上げ方

樽酒は、結婚式や開店・開業のセレモニーなど、お祝いの鏡開きなどでよくお使いいただいています。先月は大麻比古神社さん、阿波神社さんへ新しい樽を奉納させていただきました。

あの樽は蔵のスタッフが手で仕上げているってご存じでしたか?

樽に、伝統的な化粧菰(こも)を巻いて、藁縄で縛ります。
年季が入ったスタッフでないと上手にできない仕事です。もちろん腕力も必要です。

樽に菰(こも)を巻いて、樽を仕上げる様子をまとめてみました。ぜひご覧ください!

まず、円筒に発泡スチロールを巻いて、形を整えます。
樽巻き

鳴門鯛のロゴを印刷した菰(こも)を当てます。
樽巻き

ロゴがちょうどよい位置に来るように調整しながら巻き付けます。
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巻いた菰を、藁紐で縫い付けます。
樽巻き

大きな針で縫っていきます。
樽巻き

底のかたちを整えます。藁紐を通して、巾着のように菰をまとめます。
樽巻き

底が完成しました。鳴門鯛のロゴの位置もキレイに決まっていますね。
樽巻き

上部の菰(こも)をまた針で縫っていきます。
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上部を縫い合わせたら、大縄をかけていきます。
樽巻き

大縄のかけ方が決まっているかどうかが、樽巻きの腕の見せ所です!
樽巻き

完成しました!格好良くきれいに仕上がりました♪
樽巻き

鏡開きなどお祝い事の際には、ぜひご用命くださいませ!