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鳴門鯛”生缶”巡礼。12番札所 焼山寺

鳴門鯛”生缶”と四国八十八カ所巡礼。まわる順番は自由という話だったので、ちょっと間を飛ばして、今回は12番札所 焼山寺。

今、ちまたで話題の神山町の奥に位置するお寺ですが、サテライトオフィスとか、ITとか、そんな現代的な空気とは距離がある、山深いところにあります。大型バスが通れない狭い道路を上り、車を降りてからも、木が生い茂る長い参道を歩きます。

歩き遍路の場合は、11番札所からの道はたいへん険しく長い山道で、「遍路転がし」と言われる(お遍路さんが転んでしまう)くらい大変なんだそうです。

山頂にある焼山寺は、たいへん立派な木造建築でした。昔の大工さんの匠の技がすばらしいです。

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帰りの道中。鮎喰川添いの道路で、路肩に車をとめていると、窓からおばあちゃんが話かけてきてくれました。「お遍路さんにあげようと思たけど、誰も通らんけん、この柿あげるわ」とのことで、柿をくれました。庭で採れた柿なんだそうです。わざわざご自宅から、前が一輪後ろが二輪の自転車で、カゴに柿を積んで、道路まで降りてきて、歩き遍路の人が通るのを待っていたんですね。もう夕方だったので、私たちに声を掛けてくれました。
このおばあさんにとって、お遍路さんとお話をすることが毎日の楽しみのひとつなんでしょうね。お遍路文化が地域の人にとって、大切なものだということがよくわかります。この柿はもちろんありがたく、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。
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