鳴門こうのとり
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鳴門産まれのコウノトリが母親に!

鳴門市大麻町で、コウノトリの餌場となっているビオトープ(水田)で栽培した米を使用して日本酒を造る「ビオトープ米でお酒を造るプロジェクト」が始まりました。今日は、鳴門市のコウノトリの様子をお知らせしますね。

鳴門でコウノトリの子育てが始まったのは2017年。今年、4年連続のヒナの誕生となりました。2020年2月に産卵、3月には孵化し、渦ちゃん(オス)、めいちゃん(メス)、海ちゃん(オス)と名付けられました。
その3羽は、すっかり大きくなり、6月16日、3羽とも巣立ちました。
また全国を飛び回り、その姿がレポートされると思います。

そしてそして、いいニュースがあります。2018年に鳴門で生まれた歌ちゃんが栃木県小山市の渡良瀬遊水地でヒナ2羽を産みました!

昭和46年に国内で野生のコウノトリが絶滅してから、東日本では初めて野外での繁殖だそうです。歌ちゃんは現在、満2歳。この年齢で産卵した記録なく、メス親としては最年少記録なんですって。
鳴門生まれのコウノトリたちの中で初めてヒナの誕生、とてもうれしいニュースです。
これからも鳴門ゆかりのコウノトリが全国で産まれるといいですね!

コウノトリの巣

ビオトープの近くの巣です。このコウノトリは、渦ちゃん、めいちゃん、海ちゃんたちの親、鳴門板東ペアなのかな・・・。また今度詳しい人に聞いてみます(笑)

「ビオトープ米でお酒を造るプロジェクト」のページもぜひご覧くださいね。

コウノトリのお酒