システィーナ・ホール
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紅白で米津玄師さんの中継が行われた「大塚国際美術館」

平成最後の紅白歌合戦での米津玄師さんの歌声、感動しましたね。
あの中継は鳴門市の大塚国際美術館からでした。
システィーナ・ホールで蝋燭に囲まれて熱唱する米津さんに目頭が熱くなりました。長い階段に並べられた無数の蝋燭が荘厳でした。最後、美術館の中庭から光が放たれ、鳴門の市街が美しかったですね。
「大塚国際美術館」は、古代壁画から現代絵画まで世界の名画約1,000点を、原寸大の陶板で再現し、壮大なスケールで展示している名画美術館です。西洋美術が時代順に展示されていて、まるで美術の教科書を見ているよう。古代、中世、ルネサンス、バロック、近代、現代の「アート」を歩きながら体験できるんです。

スクロヴェーニ礼拝堂

「システィーナ・ホール」は、結婚披露宴、歌舞伎の上演、将棋の対局会場としても使われています。環境ごと作品を展示していますので、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」やイタリアのパドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂の青い天井画が素敵です。

色とりどりの蓮の花が咲く池。「モネの大睡蓮」は屋外にあるので、お天気の日には本当に気持ちのよい中で楽しめます。
モネの大睡蓮

陶板だから名画の前で記念写真を撮影できるのも魅力ポイント。好きな名画の前でニコリと笑いながら写真を撮るとテンションが上がります。
また、美術ボランティアさんの定時ガイドやギャラリートークも利用すれば、アートの背景に潜む秘話も聞けてさらに楽しめますよ。今だと、人気映画で話題のローマのお風呂に関する絵にはパネル解説がついていたりします(^o^)

筆者のオススメは、上から順番にまわること。2階→1階→地下の順にまわると、まずは見覚えのある「ピカソ」からスタートできるので、馴染みやすいと思います。芝生の屋上庭園に面したレストランも気持ちいいのでぜひどうぞ。

大塚国際美術館 http://www.o-museum.or.jp/

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