今日は2人ともオフだから、早めの時間に千春とイタリアンで待ち合わせ。

喉が渇いたし、シャンパンからかな?
と考えながら居心地のいい椿ダイナーへ。

少し早めに到着。先に、何か一杯いただこう。
千春が来たら、千春が好きなロゼのシャンパンで乾杯しよう!

あれ、あのワインは白かな?
アフリカかな? アフリカって赤のイメージだけど。

智也:マスター、あのワイン、白? 白なら、グラスで貰えますか?

店主:智也さん、これね、日本酒なんですよ。
   白ワインお好きだから、ぜひ飲んでみてください。

店主:よく冷えていますので、ワイングラスで召し上がってください。

智也:へー、日本酒もワイングラスで飲むんだ。


・・・美味しい。

智也:マスター、日本酒もおいしいね!

店主:そうなんですよ。ラベルも洒落てるし、鴨の燻製にもよく合いますよ。

ん~。ホントにおいしい。日本酒と思えない。
千春にも飲んでもらおう!

千春:おまたせ~

智也:ねぇねぇ、日本酒飲んでたんだけどさぁ、おいしいんだよ!
   今日これからスタートしていい?

千春:へぇ~!珍しいね(笑顔)

智也:マスター 料理任せるよ!これにあわせて!

マスター:この日本酒「鳴門鯛LED」は酸味と旨味のバランスがとてもいいので、1杯目にぴったりです。コクと香りのあるゴルゴンゾーラ・チーズポテトと一緒に楽しんでみてください。

千春:うゎ~ほんとだ。お料理もお酒もおいしぃね!

智也:ねぇ、千春。今度、一樹の誕生日プレゼントに、これいいよね。

千春:そうね!ワインより新鮮かも。


日本酒の味の決め手は、酵母だった!

ワインの味わいは原材料の葡萄に大きく左右されるもの。
葡萄の品種が何で、どういう土壌で育ったか?ということが味わいに大きく影響します。
日本酒の場合、原材料は水と米です。
葡萄品種でワインの味が異なるように、米の品種で日本酒の味の違いは一般的にはわかりません。

では、日本酒の味わいに大きく影響する要素とは何か?それは、酵母です。
日本酒の場合は、同じお米、お水、製法であっても、酵母が違えば味わいは大きく変化します。

LEDで生まれた、まったく新しい酵母

「鳴門鯛 LED(レッド)」には、徳島県が開発した「LED夢酵母」を使用しています。

今では当たり前になっているLED照明は、徳島県の企業の青色発光ダイオード発明により、急速に世界に普及しました。
徳島県では、この技術を様々な分野に応用する研究を進めています。

そして、誕生したのが「LED夢酵母」です。
徳島県内での酒蔵でしか使用していない、希少な酵母です。
LEDの様々な光を既存の酵母に照射し続け、突然変異により新しい酵母を開発。
これににより、まったく新しいタイプの日本酒を製造できるようになりました。

酸味・甘み、そしてトロピカル

「鳴門鯛LED」で使用している「LED夢酵母3826 Type2」は、多酸タイプと呼ばれ、酸度が非常に高く、そして甘く仕上がるように設計されています。
よく冷やしてワイングラスで飲むと、ヨーグルトのような酸味の香りに、ほのかなりんごのような甘い香りが加わり、食欲をそそります。

トロピカルでジューシーな味わいを、幾重にも重なるカラフルなモチーフでラベルに表現しました。
青色発光ダイオードの発明に敬意を表し、青色層には輝きを持たせています。

テロワール思想で醸す日本酒

もちろん、日本酒にとって原材料の「米」はとても大切です。
「鳴門鯛LED」で使用した米は、徳島県西部の市場町で生産された「あわいちば山田錦」

日当たりの良い南向きの斜面で、水はけが良く、しっかりと根付きやすい土壌に恵まれています。
生産者の皆さんのたゆまない努力により、粒が大きく良質な酒造好適米が生産されており、私たちもみなさんと日々情報交換を行い、よりよい酒造りを追求しています。

「鳴門鯛LED」は米、水、酵母、全て徳島県産です。
そして、それを作り出す土壌・風土・そして人。すべてが酒造りに携わっています。

まさしくテロワール思想で醸す「鳴門鯛 LED(レッド)」ぜひお楽しみください。



鳴門鯛 LED(レッド)

徳島県のブランド酒米「あわいちば山田錦」を100%使用し、「LED夢酵母」で醸造しました。まさにオール徳島造りの純米吟醸です。

アルコール分15度
内容量720ml、1520ml
使用米あわいちば山田錦100%
原材料米(徳島県産)、米麹(徳島県産米)
鳴門鯛 LED
受賞歴
鳴門鯛 LED 受賞歴
鳴門鯛 純米吟醸
(旧商品)受賞歴
鳴門鯛 純米吟醸