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蔵元メッセージ

shacho

今思えば、日本酒のことをこんなに深く考えたことはありませんでした。
ましてや家業に携わることになるとは思っていませんでした。

人生異なもの。不思議なもの。

蔵に戻る前、「利き酒師」の資格をとるために日本酒について学び始めました。
全国の様々な日本酒を、いろいろな場所で毎晩のように飲みました。

「日本酒」という一言では表せないほど、味わいが違う。
そして、なんともいえない、ほっこりするような安らぎと癒やし感。
ワインでもない、ましてやビールでもない。

作り手の心がそのまま伝わってくるような「優しさ」を感じました。

古事記神話の時代から存在し、今さらに進化し続けている日本酒の世界。
日本人なのにあまりに日本人が知らなさすぎる現状。酒蔵の娘である自分を反省しました。

日本酒の素晴らしさをもっと知ってもらいたい。
日本酒を誇りに思う方を少しでも増やしたい。
地元のお酒を自慢する県民の方を少しでも増やしたい。
ワインを語るように日本酒を語ってほしい。
私達の先祖が築きあげてきた、日本酒の文化にもっと誇りを持ってほしい。

そんな想いがうまれたのです。

私たちは、鳴門の小さな酒蔵ですが、日本酒「鳴門鯛」は美味しい。日本酒「鳴門鯛」が生まれた鳴門に行ってみたい。
そう思っていただけるように、心を込めて「鳴門鯛」を育て、皆さまにお届けしていきたいと思います。

社員一同、お客様とのご縁を大切にして参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

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昭和39年(1964)生まれ。ジャストシステムにて営業部、インフォメーションセンターなどに勤務。その後、トリニティーセキュリティーシステムズ東京本社で秘書・営業を経験。
平成21年に本家松浦酒造に入社。
商品企画室の室長として新商品の企画に携わる。平成23年4月より十代目就任。