本家松浦酒造場が中国四国農政局の
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定されました!
株式会社本家松浦酒造場(徳島県鳴門市 代表取締役 立花治)は、中国四国農政局により『ディスカバー農山漁村(むら)の宝』に選定されました。
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」とは、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を農林水産省が選定し、全国への発信を通じて他地域への横展開を図るものです。
中国四国農政局においては、中国四国地区独自の特徴のある優れた取組を「中国四国農政局『ディスカバー農山漁村(むら)の宝』」として選定しており、この度、本家松浦酒造場は、ビジネス・イノベーション部門にて選定されました。
令和5年12月、中国四国農政局の関係者の皆様が来場され、本家松浦酒造場にて選定証授与式が行われました。これまで取り組んできた地域資源の活用、地域活性化、輸出などの活動を評価いただき喜びとともに受け止めています。
当蔵では、本選定を通じて、あたり前と思っていた自然環境や地域特性には、この上ない価値があることを再認識しました。
今後も人の集う酒蔵としての活動はもちろん、酒蔵を取り囲む自然環境や農村景観などを世界へ向けて発信しながら、酒類の輸出拡大に取り組むとともに、すだち、鴬宿梅、ゆこう、ゆず、みかん等、徳島県及び近隣県の特産農産物の付加価値の向上と持続可能な生産への支援を広げていきたいと考えています。
中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」 本家松浦酒造場 選定について
経緯
●日本酒の生産・販売量が減少する中で、徳島の豊かな農産物、美しい自然や農村の景観を製品開発や販売戦略に活用する取組を開始している。
●昭和62年から酒蔵の中では早期の段階で日本酒の輸出にも取り組んでいる。
取組内容
●日本酒の原材料として、全量、徳島県産米を使用。また、徳島県特産の香酸柑橘「すだち」、「ゆこう」を使ったリキュールを開発。
●コウノトリの餌場となる休耕田を活用したビオトープで栽培された米を使った日本酒を製造販売し、コウノトリの保護活動を支援している。
●酒蔵周辺エリアを紹介する「鳴門酒蔵街道」の動画・HPを作成。また、酒蔵において、地域や徳島の農産品の魅力を伝えるイベントを開催している。
活動の成果
●酒蔵への来場者は7,324名(令和2年度)から15,876名(令和4年度)と2年間で倍増し、併設する直売所の売上げは36%増加した。
●日本酒の輸出額は、平成30年度から4年間で20%増加した。
●香酸柑橘を使ったリキュールや棚田米、ビオトープ米等を使った日本酒の製造により、生産者の生産意欲の向上や自然保護活動の支援につながった。
本件に関するお問い合わせ
直売所 ナルトタイの店
フリーダイヤル:0120-866-140(無休10:00~18:00)