「鳴⾨鯛 特別純⽶ コウノトリの酒 朝と⼣」寄附贈呈式を開催

鳴門鯛 特別純米 コウノトリの酒

コウノトリが舞う豊かな⾃然環境を未来に繋げる⽇本酒
「鳴⾨鯛 特別純⽶ コウノトリの酒 朝と⼣」寄附贈呈式を開催

鳴門市大麻町のコウノトリの巣の近くで特別栽培した米で造った日本酒「鳴門鯛 特別純米 コウノトリの酒 朝と夕(あさとゆう)」の売上の一部をコウノトリ基金へ寄附する贈呈式を開催いたしました。

当蔵では、コウノトリが生育する豊かな自然環境を未来に繋げたいという願いから、2020年春より地域の皆さんと力を合わせ、”あさひ”と”ゆうひ”というコウノトリのペアが子育てする巣の近くで収穫した米で日本酒を造る「ビオトープ米でお酒を造るプロジェクト」に参加しています。

NPO法人とくしまコウノトリ基金が主導し、農家さんはじめご賛同者の方々の協力を得て、田んぼの生き物を増やす技術の実証実験をしながら特別な栽培方法(化学農薬、化学肥料の使用量が当地比5割減)で米を栽培しました。地域の皆さんや当蔵のスタッフも田植えや稲刈りに参加し、米の生育を見守りました。

2020年秋に収穫した米で当蔵にて純米酒を醸造し、720mlサイズで1,300本のお酒ができあがりました。
「鳴門鯛 特別純米 コウノトリの酒 朝と夕」と名付け、2021年1月18日(月)より、県内のスーパー、お土産物店などで販売を行い、約1ヶ月で出荷完了しました。売上の一部をコウノトリの定着に役立てていただくため、コウノトリ基金への寄附を前提とした価格を設定しておりました。
鳴門市には2015年にコウノトリのペアが飛来。17年に初めてヒナがかえり、昨年までに計11羽が巣立ちました。今年も4月2日に孵化したヒナは、3羽順調に育っており、巣立ちは6月中旬頃と見込まれています。

当蔵は、コウノトリが巣作りをする大麻町にあります。コウノトリの生息を間近で体験したことで、日本の多くの地域で失われた自然環境が地元に残っていることを気づかせてくれました。
お米が無ければ日本酒は造れません。このプロジェクトを通じて今後も地元のお米で日本酒を造り続けることの重要性を感じています。
「鳴門鯛 特別純米 コウノトリの酒 朝と夕」を通じて、コウノトリが舞う徳島県の豊かな自然環境を未来に繋げたいという願いに共感いただいた皆様を代表して、寄附金をコウノトリ基金へ贈呈させていただきます。

コウノトリが定着し、数が増えていくことで、地球の自然環境が保護され、持続可能な社会実現の一助になれば、という思いを込めて、本年も、本プロジェクトに参加させていただきます。
 

鳴門鯛 特別純米 コウノトリの酒

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社本家松浦酒造場
フリーダイヤル:0120-221-158(土日祝日を除く 9時~17時)
E-Mail:shop@shumurie.co.jp