開かずの金庫を開けるため、天才鍵開師さんと照英さんが来てくださった番組がついに放送されました。
10月27日（日）の午後8時からフジテレビ系の日曜THEリアル！ 『今夜解禁！開かずの扉 超カギ開け師が眠れるお宝発掘SP』。
スタッフ一同、ドキドキしながら番組を見守りました。
番組は、当蔵のルーツである「松浦（まつら）水軍」の話から丁寧に解説されていました。松浦水軍の歴史に詳しい、長崎県平戸市の松浦史料博物館の映像もあれこれと紹介されました。
さて、当蔵の中には、大正時代と思われる金庫がありました。この金庫は先々代が専門家に依頼したけれど開けられなかったものです。
番組が呼んでくれた鍵師さんが苦労して開けてくれた、その金庫の中は・・・・・。
十代目がどきどきしながら開けましたが、なんと・・・空っぽでした！
ご先祖さまがきれいに片付けてくれていたようです。
また、番組では他の蔵に収納されていた掛け軸や焼き物を鑑定士の方に見ていただきました。実は、江戸中期から後期の古伊万里や、江戸時代の画家 渡辺崋山の山水画の掛け軸があることがわかりました。
十代目によりますと、陶器や掛け軸の箱が多数しまってあるのは知っていたけれど、貴重な品だとは思っていなかった・・・とたいへん驚いていました。
続いて昭和の金庫にもチャレンジしていただきました。こちらはクマヒラ金庫という、破壊して開けようとすると隠しロックがかかる複雑な仕組みの金庫でした。鍵師さんが細かいメモをとりながら、すごく時間をかけて開けてくださいました。
その頑丈な金庫の中には、十代目のおじいさまの遺言が入っていました。本家松浦酒造への想い、子孫への想いなどが綴られており、一同胸を熱くしたのでした。
番組の冒頭、ナルトタイの店で照英さんが試飲されたのはKura Master2019 純米酒部門でプラチナ賞・TOP5を受賞した「ナルトタイ 純米原酒 水ト米」でした。「すごい！あっさりしてる」と言いながら、おちょこに10杯おかわりされていました〜♪
